パンクラス前田、武士道参戦へ
パンクラス軽量級無敗のエース、前田吉朗の武士道参戦が決定しました。
彼は今までの試合ほとんどKOで勝利、DEEPでの今成戦で連勝記録は12でストップしましたがなんか強豪外国人等(よく覚えてないけどアブダビ王者のアレッシャンドリ・ソッカとか色々)も圧倒的な打撃でガンガン倒してます。
個人的に前田は好きな選手です。野武士というか達人っぽい雰囲気というか、更にそれプラス昔ながらのチンピラっぽい感じで、いいキャラしてます。
先日のパンクラス梅田大会でも村田卓実を一蹴。
まあ正直格下の相手なんで勝って当たり前的雰囲気はあったんですがその内容がまたかっこいい。
腕十字を極めてタップしない相手に対し「折るぞコラッ!」と一喝したり、
試合後のマイクも
「ちょっと大きな舞台で試合して来ようと思うんですよ。9月また大阪大会があるんですけど、そのとき生きて帰って来れたら、皆さんが見たくなるような試合をしたいと思います。9月また会いましょう。稲垣組、あがってこいやぁ」
「今日ね、結果見てもらえばわかるけど、全勝ですわ。大阪から世界目指して闘っていきいます。皆さん一緒に夢見ましょう」
といった感じで、うまいですよね。
いかにもアマチュア臭くて安っぽい選手が多い中軽量級のなかで彼の独特のキャラは貴重だと思います。例を挙げると五味、彼なんか一応武士道のエース格ですけど雰囲気皆無ですもんね、キャラクターもそのへんの軽い若者ぽくて薄っぺらいしマイクも痛い。
まあ、強いと思うし別に嫌いじゃないんですけど。あ、そういえば五味の「天下無双の火の玉ボーイ」ってキャッチフレーズ、死ぬほどダサいから止めようねDSE。
で、火の玉ボーイ(スーパースター)の話はおいといて、前田に戻りますが。
なんといってもネックは体重、普段65キロくらいで試合してる彼にとって73キロ契約は厳しいでしょう。
初参戦の相手は以前五味に一本負けをしたKOTCライト級ランカーのクレイジーホース・ベネット、彼くらいのレベルの選手になら73キロ契約でも勝てるかもしれませんが今後世界のトップとやりあっていくにはちょっと・・・。
どうなるのかな、65キロ級にもいい日本人選手はいっぱいいるんだしいっそDSEはライト級のしたにもう一個階級作ればいいのに。